Dust: An Elysian Tail 感想 ストーリーに引き込まれる横スクロールアクションRPG
こんばんは、緑色をこよなく愛するでぅです。
緑色が好きな人は平和を好んでるらしいのですが、モンハンで大型モンスター狩猟中にどついてきたファンゴに対して「こいつらの種を根絶やしにする」や「こいつは素材として生きることすら許さん」とか言ってました。
平和ってなんだっけ?
では紹介に移ります。
Dust: An Elysian Tail 美しいグラフィックで戦闘が爽快な、横スクアクションRPG
Dust: An Elysian Tailは独特ながらもきれいなグラフィックで描かれたケモナー(動物たち)による横スクロールアクションRPG
ストーリーは、記憶を失った主人公「ダスト」にしゃべる剣「アーラ」、剣の守護者(?)でマスコット的存在の「フィジット」がダストの記憶を戻すため冒険する。その中で国で起きている戦争を止め平和にしよう!と王道のような設定、内容です。
しかし、Dust: An Elysian Tailではストーリーに力が入っておりストーリーだけでも評価されているほどなので楽しく進めることができるかと思います。
そして3人(1人と1本と1匹?)の掛け合い、その他のキャラクターとの会話の内容が非常に面白くて、世界観とストーリーも相まって「もっと進めたい!」といった気持ちにさせてくれるのだ。
背景などのグラフィックが非常にきれいで、森などの動物や木などが世界観とベストマッチ!なのです。
ゲームシステムについて
戦闘について
Dust: An Elysian Tailの戦闘は弱攻撃、強攻撃を入力してコンボをつないでいくタイプの横スクアクションで、非常に爽快感のある戦闘となっており非常に楽しめます。戦闘狂の私が認める!
戦闘ではコンボが非常に稼ぎやすくなっており序盤でも100コンボは簡単に出せるほどで中盤になれば1000コンボも出せちゃうくらい爽快感があるゲームです。
そしてこのゲームでは、コンボ数に応じて経験値が増えていくためコンボを狙って出していくのですが、1発でも攻撃を食らうとコンボが途切れてしまいますので回避(RL入力で左右回避ができる)やパリィを使ってうまく立ち回りながら戦うため何も考えないでボタン連打しればいいゲームではないのだ。
そのほかの攻撃方法として、マスコットであるフィジットの遠距離攻撃というものがあり、すごくしょぼめの魔法のようなものを出してくれます。
結構しょぼいですね!
しかし、ダストの技で「ダストストーム」というものがあり剣をくるくる回してすごい風を起こす技なのですがそれと組み合わせると…
高コンボ数、高威力、広範囲と素晴らしい技となってくれます。協力ってすごいね
ちなみにフィジットの技は何種類かあり、すべてダストストームと組み合わせすることができ、それらはストーリーを進めることで取得していけます。
育成要素や装備について
Dust: An Elysian Tailでは、ほとんど育成という育成はありませんがご紹介します。
レベルが上がった際に「スキルジェム」というものを取得します。これはキャラステータス降りをするポイントです。
ただしこれを振るにあたってルールがありまして…それが「各ステータスの格差が4以上にできない」ことです。
つまり、最初は上限は4まで、全ステータスに1ずつ振れば、上限は5になり5ずつふれば上限は9、ただし1つでも振ってないものがあれば上限は4のままということ
そのためキャラクターカスタマイズに自由度がなく、個性を出すことができないのです。
次にキャラクターの技能についてですが、最初はジャンプ、攻撃と基本的なことしかできないんだけど、ストーリーを進めていけばどんどん増えていきます。
上のアイスの実ソーダ味みたいなに接触すると技能が追加されます。(すべての技の記憶はアーラに宿る設定)
スライディングや滑るツタをのぼるなど進めるうちに増えていくため、過去に攻略したステージで行けなかったところが増えていき、また探索をする楽しみもでます。
装備に関してです。武器はアーラで固定ですが、一般的な武器装備欄と変わらない「砥石」と防具、アクセサリーとあります。
各装備は店で買うことやドロップのほかにも、設計図を鍛冶屋に渡すことで作成することができます。(設計図もドロップ)
その他システムについて
上記で説明した設計図で必要な素材は各モンスターからドロップされます。もし足りない場合はまたドロップを狙いに行くかお店で買うことになるのですが…
お店では売ってない素材は売ることで初回は特別に高く売れ、かつ次回から商品として入荷してくれるという素敵な仕様です。
なのである程度進めて、お店を見つけたら新しい素材は1つずつ売るといいでしょう。
やりこみ要素は?
Dust: An Elysian Tailでは少しながらやりこみ要素があります。
出てくる敵を倒しながらコースを進み、倒した敵、壊したシンボル、時間で採点するタイムアタック。アリーナや設計図集め、探索などストーリー終わった後でもそれなりには遊べます。
ただアリーナもほかのコンテンツもそこまで深くできるわけじゃないため、やりこみ事態は深くはありません。
アリーナでは得点によって装備を取得できるためどちらかといえばストーリーで役に立つ装備ゲットといった内容だと思ってます。
難易度については?
Dust: An Elysian Tailはアクション性は高いですが、非常に簡単な部類で、難易度の種類は4つありカジュアル、ノーマル、ハード、スーパーハードとあります。
その中でもカジュアルがほかのゲームにはないくらいイージーで絶対に死にません。何が起こっても死なないので考えるのをやめちゃうレベルですわ。
上記の通り死にません。でぅでも簡単ステキ!
ちなみにノーマルでも簡単なのでノーマルくらいの難易度をお求めの場合はハードがいいんじゃないかなと思います。
このゲームは非常に親切でストーリーの中でも助言などが多数出てきますので詰まることはないですが、ボスの倒し方とかでギリギリを楽しむことができるため「倒し方知ってるけどなかなか倒せない。」あたりの楽しさがありました。
全体的な感想
きれいなグラフィックと横スクロールがしたい気持ちだけでプレイしましたが、ストーリーが早く続きが見たい!となるくらい良いストーリーでした。
誰でも簡単に派手なアクションを繰り広げられるゲームで、爽快感がすごいため戦闘が楽しく始終かっこつけていられるので私のような厨二にはおいしいゲームでした。
キャラクターも魅力的で優しくてかっこいいダスト、おしゃべりでかわいいフィジット、「主人に従うまでだ」とかいいつつ村人を助けると「正しい選択をしたな」とかいっちゃうアーラなど主要キャラクターはもちろん、村人でも好きなキャラクターができるほどです。
特にダストとフィジットの掛け合いが面白いためぜひプレイしてみてください!
フィジットかわいい。
まとめ
・独特できれいなグラフィック
・爽快感のある戦闘で簡単操作だが、緊張感もしっかりある。
・メインシナリオのほかにもサブクエストが多数あり楽しめる。
・アリーナ、設計図など少しながらやりこみもできる。
・ストーリーが非常にいい。
・丁寧に日本語翻訳されているため、センスのいい掛け合いなど楽しめる。
・細かな機能や状態異常などはすべて丁寧に説明されるのでわかりやすい。
人によってはヌルゲーとか思っちゃうかもしれないが、それでもストーリーやキャラクター、戦闘が楽しいためぜひプレイしてみてください!